誇りをもって精進する
昨年は新型コロナの影響により中止した合同入社式。山梨同友会は21社から38名の新入社員(1名はオンライン参加)を迎えて2年ぶりに開催しました。
冒頭、北原正倫代表理事は、厳しい情勢下でも採用した会員企業に敬意を表し「企業の発展は新入社員皆さんの日々の成長とともにあります。1日も早く第一線で活躍できる人材になることを期待しています」と祝辞を述べました。
新入社員を代表して、小宮山太一氏((株)三木工務所)は「私はその道のプロになることをめざしています。そんな時、三木工務所の『みんなが幸せになる会社をめざす』という経営理念が目に留まり入社を決意しました。知識もスキルもありませんが三木工務所の社員として誇りを持ち、力を尽くして精進します」と力強く決意表明し感動を呼びました。
気持ちに弾みがついた
入社式に続き、新入社員研修会も実施。共育委員長の向山孝明氏((株)石友代表取締役)が講師を務め、マナーの意味や新入社員に求められる姿勢について具体例を交えた問題提起が行われました。
感染症対策のためアクリル板越しのグループ討論となりましたが、新入社員同士で積極的に意見交換する姿が見られました。
多くの報道機関が取材に訪れ、ある新入社員は「感染症下でこのような機会があるとは思っておらず、対策を取って開催してくれたことに感謝したい。この1年間、コロナ禍で沈みがちだった気持ちも切り替えることができ、入社式で弾みがついた」とインタビューにこたえていました。
半年後の10月にはフォローアップ研修会の開催が予定されています。
「中小企業家しんぶん」 2021年 5月 15日号より