支部のリーダーが県を越えて交流【中国ブロック支部づくり連携交流会】

 8月31日、中同協中国ブロックの支部づくり連携交流会がオンラインで開催され、74名が参加しました。

 今回の交流会は、同じ立場の支部長はじめ支部のリーダーが同友会を越えて交流し、支部づくりの取り組みやリーダーシップ、また会活動と自社経営が車の両輪であることを学ぶことを目的に開催されたもので、山口同友会が設営を担当しました。

 冒頭、山口同友会の吉川日生代表理事が「本日の学びを明日から必ず実践につなげましょう」と開会あいさつを行いました。

 続いて京都同友会の前・伏見支部長の笹原堂弘氏が「労使見解の精神で謙虚に学ぶ支部づくりを目指して」と題して事例報告。笹原氏は「何のために同友会に入会したのか」の原点を大切に、よい会社づくりをめざして同友会理念や「労使見解」を大切に活動を進めてきたことなどを報告しました。事例報告を受け、「同友会活動に取り組むことで自社がどう変わったか」というテーマでグループ討論を行いました。

 また中国ブロック5同友会の各代表の支部長が「支部の方針と課題・悩み」について事例報告を行い、グループ討論で方針や悩みなどを交流しました。

 交流会のまとめとして中同協副会長(中国ブロック担当)の立石克昭氏は「『自社がよくなる』。ここに軸足を置いてやっていくことが最も大事です。経営のにおいがする例会、役員会にしましょう。今後も中国5県の同友会が手をつなぎ、共に発展していきましょう」と述べ閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 9月 25日号より