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【特集】同友エコ2020受賞企業の実践【同友エコ幹事長賞】一歩一歩環境経営に取り組む 三金興業(株) 専務執行役員 芳賀 浩氏(福島)

当社は、5年後におかげさまで福島県白河市において創業100年を迎えます。総合建設業として伝統に基づく確固たる技術力で、地域づくりに貢献をしてきました。「当社のかかわる人がすべて幸せになる」という基本的な考えのもと、世界に通じる“SANKINオリジナルを創造し、「文化の薫り高い街づくり」「グローバル社会で活躍できる人づくり」そして「地球全体が幸せになれる夢づくり」をめざしています。よくお取引先様に聞かれるのですが、社名の由来は、3人の金子さんが立ち上げた会社ということです。

私どもは、お客様への還元を目標に1999年にISO9001品質マネジメントシステムの認証取得に取り組みをして以来、20年以上にわたり品質向上に取り組んでまいりました。そして、環境問題にも積極的に取り組むべく、3つのグループ(サポート(総務)、土木、建築)にてISO14001取得勉強会を開催し、2013年にISO14001環境マネジメントシステム認証を取得しました。自社での環境経営の取り組みもあり、このたび、同友エコへ応募をしました。

ISO14001を取得して、これまでに産業廃棄物の適正管理や減量化、分別の高度化、石膏ボードのリサイクルなどに取り組んできました。自社事務所においては、紙の再利用(裏紙等)や電気の消灯の実施など、水についても、センサー式水栓の設置や、トイレットペーパーの消費低減で、ウォシュレットの導入など、「エネルギーの見える化」に取り組みました。工事現場においては、低排出ガス車の利用推進や、アイドリングストップ、太陽光発電では自社所有建物の屋根部分を利用し、発電、売電をしています。自社のデータ(数値)を集計してエネルギーが見える化することで、何にエネルギーを消費しているのか、どうしたらエネルギーを節約できるのかなど、自社分析ができ、組織個人の目標設定により社員の環境意識への変化も出てきました。今は、福島県でも先端として取り組んでいる水素エネルギーに、興味関心があり研究をしています。

お客様に対して、設計(新築・改修)から省エネ建物の提案をしています。

SDGsの取り組みとしては、ゴール番号11を推進し、地球環境を尊重した経営を実施しています。なお、仕事と生活の調和や、働く女性応援企業、子育て応援の認定をとり、仕事環境の改善や、イクボスなどジェンダーの改善についても取り組んでいます。健康経営優良法人についても今年3月に認定を頂きました。人づくり、人財育成にも力を入れております。

これらの取り組みは業種や大小に関係なく、どんな企業でもできることです。よい会社、よい経営者、よい経営環境をめざすなら重要なことです。

同友エコの取り組みが、福島同友会全体に広がるならその効果が倍、全国の中小企業全体に広がるならもしかするとさらに大きくなるかも知れません。われわれ中小企業家が環境経営に取り組む重要性と可能性を改めて強く感じています。

「中小企業家しんぶん」 2021年 10月 5日号より

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