「人を生かす経営」の実践を推進するリーダーの姿勢を深める【2021年度第1回中同協女性部連絡会】

 9月7日、第1回中同協女性部連絡会がオンラインで開催され、34同友会と中同協から92名が参加しました。

 久賀きよ江・中同協女性部連絡会代表のあいさつから始まり、2020年度の振り返りと新年度方針について報告、新たに群馬同友会に女性部が設立され38同友会に女性組織の輪が広がり、2つの同友会で立ち上げ準備がはじまるなど動きが出ていることが紹介されました。

 続いて、女性経営者全国交流会についての報告では、6月29日に愛知同友会設営のもと開催された第24回の交流会について、石塚智子・実行委員長から結果報告と感謝のあいさつがありました。また、2022年に島根で設営予定の第25回交流会について、原久子・実行委員長から6月16・17日に現地開催で8分科会の構成での設営を予定している旨の報告がありました。また、2025年以降の交流会設営同友会について確認されました。

 その後、2回に分けてグループ討論を行い、交流会参加の感想や近況の交流、女性部活動フェイスシートをもとに各同友会での取り組みについて交流を行いました。

 また、「人を生かす経営」を日々の経営や同友会活動に取り入れるための企画として、架空の同友会の代表理事役に橋本久美子氏、女性部部長役に石塚智子氏(いずれも女性部連絡会副代表)が担当し、13パターンのロールプレイング形式のコミュニケーション事例が紹介されました。紹介された事例を見ての感想や受け止め方などについてグループ討論を行い、対等なコミュニケーションや多様性など、リーダーとしての姿勢や意識したいことなどについて交流を深めました。

 久賀代表は「自社や同友会で学んで実践し、連絡会で交流し、また持ち帰って実践というサイクルで『会社も同友会もよくなった』と話ができるようにしていきましょう」とまとめ、閉会しました。

 次回、第2回女性部連絡会は2022年2月10日に開催予定です。

「中小企業家しんぶん」 2021年 10月 15日号より