歴史と理念、役員の役割を学ぶ【第37回中同協役員研修会】

 10月7日、第37回役員研修会を開催し、17同友会と中同協から232名が参加しました。当初は福岡同友会の設営で開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、オンラインでの開催となりました。今回は九州・沖縄ブロック役員研修交流会を兼ねて開催されました。

 冒頭、高谷幸一・福岡同友会代表理事が開会あいさつを行い、田浦通・中同協副会長(九州・沖縄ブロック担当)が役員研修交流会の開催意義について提起しました。

 講義は、広浜泰久・中同協会長が第1講「同友会の歴史と理念~その体現者をめざして」、中山英敬・中同協幹事長が第2講「同友会の役員の役割~企業づくり、地域づくり、同友会づくりの観点から」、鍋島孝敏・中同協副会長が第3講「同友会は『学んで実践』してこそ」をそれぞれ担当。自らの体験や全国の教訓などを交えながら参加者に同友会運動の意義などを語りました。

 最後に市丸皓士・福岡同友会代表理事からまとめのあいさつがあり、役員研修会は閉会となりました。参加者からは、「同友会の歴史と理念や役員の役割を体系的に聞き、そして実践報告を通して、分かっているつもりで分かっていなかった事柄を今回の研修で深く学ぶことができました」「3名の報告は、いずれも分かりやすく、中小企業のステータス向上の先頭に立つために同友会運動を進め、広めていく必要を感じました」などの感想が寄せられました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 10月 25日号より