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第36回全道経営者“共育”研究集会in苫小牧 社員と共に切り拓く 初オンライン開催で926名参加【北海道】

 10月8日、第36回全道経営者“共育”研究集会in苫小牧(長谷川智実行委員長)がオンラインで開催されました。北海道同友会最高の発信の場である「道研」は、同友会運動の意義や目的を再確認し、各支部持ち回りで取り組むことで新たな発展の機会にすることを目的に開催しています。

 「道研」としては3年ぶり、苫小牧支部としては13年ぶりとなった今道研のテーマは、「NextStage!『進取の心』が明日を動かす」。先達が時代の転換期を切り拓いたように、このコロナ禍での困難な課題に果敢に挑戦しよう、何かを必ず自社に持ち帰ろうという思いを込めました。

 当日はオンラインならではの緊張感が漂う中、藤井幸一代表理事による力強い開催挨拶でスタートし、苫小牧市岩倉博文市長が来賓挨拶を行いました。その後7つの分科会に分かれ、「経営環境の変化と中小企業の課題」を報告した慶應義塾大学経済学部教授の植田浩史氏をはじめ、経営指針(十勝スロウフード・藤田恵氏)、社員教育(ライナーネットワーク・安井清吉氏)、事業承継(リペアサービス・富田訓司氏、同社岩泉賢治氏)、DXの活用(フレアサービス・西村達一郎氏)、ゼロカーボン型ビジネス(興和工業・鈴木高士氏・武部建設・武部豊樹氏・エルコム・相馬督氏・大地とエネルギー総合研究所・小野尚弘氏)、災害復興(今多建設・今多信博氏、あつまみらい・山口善紀氏、厚真町観光協会・原祐二氏)と各分野から13名の報告がありました。

 全体会で各分科会座長から学びの報告があり、長谷川智実行委員長の挨拶の後、東京・静岡・苫小牧をZoomで結び記念フォーラムが始まりました。テーマは「社員との挑戦が明日の『吉村』を創る~コロナ禍で生きた経営理念~」。報告者は(株)吉村代表取締役社長の橋本久美子氏(東京同友会)、同社人財サポート課長・伊久美真由香氏、本社営業社員・根井隆行氏です。コーディネーターは高橋憲司苫小牧支部長(志のぶ代表取締役)。社風づくりの土台となった「5分会議」、コロナ禍で急遽行ったZoom入社式、P(PLAN)から巻き込む、役職呼称をなくす、大失敗から生まれること、自社を知ってもらい営業する第1号社員、マル秘ノート等々、ユニークな取り組みが飛び出します。自社の経営理念を、ガードレールやサンタクロースに例えながら自分事として語る社員の姿に、多くの経営者が感銘を受けました。最後に道研テーマである「NextStage」について、それぞれフリップに書いて発表。橋本社長は「尖 プラットフォーム」と掲げました。“とんがり”は「大(企業)の上に小と書く。まさに中小企業として尖がること、連携の輪を広げ合うこと」。最後は曽根一代表理事がまとめ、余韻を残しながら苫小牧道研は幕を下ろしました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 11月 15日号より

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