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第9回いばらき中小企業経営フォーラム 志高く、事を成す【茨城】

オンラインで公開討論会を開催

 茨城同友会は、第9回いばらき中小企業経営フォーラムを11月11日に開催しました。昨年はコロナ禍で中止となり、今年は初のフルオンラインでのフォーラムとなりました。

 はじめに、高谷豊代表理事よりあいさつがあり、浜路洋一郎実行委員長から、フォーラムのテーマである『志高く、事を成す』について、「このフォーラムに参加するすべての企業が、自社に理念・ビジョンを掲げ、社員とともに継続して行動し続け、強靭な企業への契機となることを今回の目的としている。実践報告と特別対談、グループ討論を通して自社の現状を見つめ直し、明日からの新たな一歩となることが今回のフォーラムの趣旨である」との説明がありました。

 実践報告では、(株)三和食鶏代表取締役の稲毛田英樹氏から「生きるをつなぐ~強靭な企業づくりへの挑戦~」と題して報告がありました。

 (株)三和食鶏は、採卵を終えた親鳥の屠殺処理を行う会社です。カリスマ経営者であった叔父から事業承継し、自社の存在価値に悩む中で経営指針を成文化、「命」というキーワードに出合い、「生きるということをつないでいく、価値ある仕事をしている」という存在価値を見いだしました。稲毛田氏は、「強靭な企業づくりには、経営者の決意としっかりとした組織づくりが必要。そして利益を出し続ける体質に変えていかなければならない。現状に向き合い、経営姿勢を確立して、経営理念・ビジョンを掲げ、パートナーである社員とともに実現に向けて歩むこと、そしてしっかり利益を出す。ロマンとそろばんをバランスよく、経営し続けることが強靭な企業づくりにつながる」と、これまでの経営実践を振り返り、涙をにじませながら力強く語りました。伴走して報告をつくりあげた座長の(有)歌舞伎あられ池田屋の池田裕児氏からも「社員と夢を共有し、夢の実現に向かって実践し続ける、稲毛田さんのその姿こそがフォーラムのテーマである『志高く、事を成す』ということであり、わたしたちが学ばなければならない姿勢である」とのまとめがあり、参加者の感動を呼びました。

 その後の特別対談では、実践報告者である稲毛田氏と(株)ヤマオコーポレーションの鬼澤慎人氏から、「志はなぜ必要なのか?」「事を成すために何が必要なのか?」をテーマに、対談を通して学び合い、グループ討論を行いました。

 最後に、浜路実行委員長から、「初のフルオンライン開催の全県行事ということもあり、いかに参加者に温度感を伝え、主体性を持って参加してもらえるか、実践報告に臨場感を持たせるための工夫、対談形式や企業CMの制作など新しい取り組みにも挑戦したフォーラムとなった。今日の学びを明日からの実践、新たな一歩へつなげてほしい」とのまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 12月 15日号より

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