本気で話し合える仲間を全国に増やそう【第33回中同協青年部連絡会】

 3月10日、第33回中同協青年部連絡会がオンラインで開催され、29同友会と中同協から83名が参加しました。

 冒頭、石川朋之・青年部連絡会代表から「同友会活動に関わることで自分が成長し、自分が成長することで会社が成長します。どんな時も諦めずに地域をけん引する企業になっていきましょう」とのあいさつに続いて、中山英敬・中同協幹事長が「この危機的な状況を企業変革の絶好の好機と捉え、同友会の学びを実践することでよい結果が出ます。会内外に輪を広げて日本経済強靭化の一翼を担っていきましょう」とあいさつしました。

 議題の中では、昨年行われた岐阜青全交のまとめや、9月15~16日に開催される第50回兵庫青全交の概要などを確認。続いて、穴井憲一郎氏(熊本同友会)が「自己改革 ロマンとそろばん経営~ビジョンと指針が会社を成長させる~」をテーマに実践報告しました。その後のグループ討論では「交流だけになっており同友会の基礎が学びきれていないことが課題。目的を明確化してビジョンを考えないといけない」「ビジョンを実現する指針が必要。同友会活動を通じてなりたい姿をまとめていく」などの意見が出され、2030年に向けた活発な議論が行われました。

 最後に、中田やえ子・青年部連絡会副代表から「全国どこでも学び・つながれる環境が青年部連絡会にあります。気づきを自県と自社に持ち帰るともに、新しい仲間を迎え入れて、どのような環境の変化があっても持続可能な同友会・青年部と会社をつくっていきましょう」とまとめがありました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 4月 5日号より