すべては「地域のために」2022年新春経済講演会【和歌山】

 1月15日、和歌山同友会「2022年新春経済講演会」が開催されました。

 当初は田辺市の会場とオンライン併用での開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染者の急速な拡大に伴い、オンラインのみに変更し行われました。

 講師として串本町役場企画課課長・濵地弘貴氏を招き『串本町×ロケット「最南端のまちからロケット最先端のまちへ」~吐く息は、いつも感謝でありますように~』と題して講演がありました。

 濵地氏はこれまで串本町への修学旅行や大手ホテルの誘致にも携わってきました。すべては「地域のために」という考えのもと、ついにはロケット発射場誘致を実現。「宇宙産業は今後大きな可能性を秘め、子どもたちの教育にも生かしていきたい」と語りました。

 串本町のみならず、和歌山県南部、紀南地域ひいては和歌山県全体の活性化につながる話で、参加者からは「夢のある素晴らしい講演で、これからの紀南は期待しかない!」「苦労を苦労と思わず、目の前の事に一生懸命取り組んでいる姿が非常に心に響いた」など多くの感動の声が寄せられました。

 ロケット発射場スペースポート紀伊は日本で3番目、民間事業では初で、初号機は2022年末ごろ打ち上げの予定です。

「中小企業家しんぶん」 2022年 4月 5日号より