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【全国支部長インタビュー】第2回 兵庫同友会・中はりま支部 上田文雄支部長((株)ウエスイ設備 代表取締役)

 全国の支部・地区を紹介する連載企画「全国支部長インタビュー」。第2回目となる今回は、兵庫同友会中はりま支部(上田文雄支部長)の取り組みを紹介します。

支部全体を巻き込み自分たちで組織を動かす 中はりま支部の特徴

 中はりま支部は2003年に姫路支部から分割し会員79名でスタートし、2019年には200名を超え、現在は姫路市を中心に290名の会員で活動しています。

 中はりま支部は組織的運営を意識し、支部全体を巻き込み会員の多くが支部の運営に関わり同友会への意識をもって積極的に参加しています。多くの会員が運営に参加することにより支部が活性化。行事への参加率が高く、会員がゲストを誘うことで入会者も増え、組織として成長を続けています。

 対外的な関わりは2021年度の全兵庫経営研究集会(オール兵庫)の姫路開催をきっかけに姫路市や信用金庫を含む外部機関との関わりが増えてきており、2022年度の中はりま支部総会には姫路市長が出席しました。

 姫路市は2021年度の会員純増率が全国一位でした。これを足掛かりに地域との連携にも力を入れていきます。

支部長として力を入れてきたこと

 私が同友会に入会したのは2006年です。昨年度から中はりま支部の支部長の役を受けています。

 支部長として、(1)会員の経営指針成文化を進める、(2)支部全体を巻き込む、この2つを重点的に取り組んでいます。具体的には、(1)経営指針成文化の取り組みについて、支部の役員を中心に成文化率を増やし、新会員の入会時に指針の成分化を勧め、新会員の大半が指針勉強会を受講する文化ができました。経営指針を成文化している企業が増えた結果、支部内のコミュニケーションも活発になりました。(2)支部全体を巻き込む取り組みについては、支部内の委員会や役員などの役割を割り振り、勝手に運営されている組織ではなく自分たちで組織を動かしている自覚を持ってもらい、同友会への積極的な参画を進めています。また2021年度の経営研究集会を姫路でリアル開催し900名を超える成功を収めたことも中はりま支部一丸となって運営できたからだと感じています。

 支部長として支部の運営に携わり、中はりま支部が発展していることは大きな成功体験であり支部長を経験していなければ見えてこなかった景色もあります。支部の会員が「役員を引き受けたい、支部長になりたい」と思える組織を作ることが自分の目的と考えています。

仲間づくりの取り組み

 中はりま支部で新しく入会される方の多くは経営指針に興味があり、入会後には経営指針成文化セミナーを受講されます。支部の役員が経営指針の重要性を理解し、会話の中でも経営指針が出てきます。経営指針が支部の中で共通言語となり、同友会で経営指針を作りたいと思える会員が増えたことにより、入会者も増えていると感じます。

 また、中はりま支部では数字に対する意識を強く持っており、年間の入会者の目標や景況調査アンケートの回答率、行事の出席率などあらゆる数字に対する意識が全体として高いです。景況調査アンケートでは95%以上の回答を回収し、入会の目標は必ず達成します。

 このような前向きで力強い空気を作ることで仲間が増えていく風土、環境ができてくるのではないかと考えています。

「中小企業家しんぶん」 2022年 7月 15日号より

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