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分かち合い、学び合い、気づきを得て高め合いたい~青年部設立総会【栃木】

 5月24日、栃木同友会定時総会および栃木同友会青年部設立総会が、ベルヴィ宇都宮で開催されました。栃木同友会の青年部設立は2020年度の栃木同友会総会に併せて行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防のための延期に次ぐ延期が重なり、2年の充電期間を持つこととなりました。

 コロナ禍でリアル開催が少なく、「関わり合う」「互いのことを知り合う」ことの難しさを痛感する期間でした。この時期に何のために青年部を設立するのか? その意味や意義についても改めて考えさせられる期間となりました。栃木同友会役員は、感染が沈静化している時期を使って、複数名で班をつくり、青年経営者や事業承継中の会員を中心に訪問活動を行いました。会員の現状を知るとともに、改めて同友会運動を展開していく意味も深まりました。

 会員訪問活動を通して、売上は激減していても、雇用調整助成金や事業再構築補助金などの活用で、厳しい現況をしのぎながら、新たな仕事づくりに取り組む会員企業が多数あることを知りました。また、ベテラン会員を訪問した際には「何度もぶつかり合ってきたが、今では息子が社員の意欲をかきたててくれている。青年部の活動を始めるのであれば参加させたい」、「自分の代で終わりにしようと思っていたが、息子が帰ってきた。息子の提案で社内の改革が行われ、社内の雰囲気がよくなってきた。近くに同じような環境の経営者がいないので、同世代の情報交換はありがたい」等々、コロナ禍の中ではありましたが、懸命に取り組む各社の現状を知ることができ、また、同友会への期待も膨らむ活動となりました。

 今総会では基調報告として、「企業経営と同友会活動は不離一体~同友会で学んだ1人1人が輝き、成長する組織づくり~」のテーマで、奈良同友会副代表理事・共同求人委員長、(株)イベント21代表取締役の中野愛一郎氏が報告しました。中野氏は「『よい会社』とは、よい文化のチーム。よい当たり前をどのようにして組織の中につくっていくかが大切であり、それが経営者の役割。経営者が本気になり、新しいことにチャレンジする姿を見せ、社員全員が会社を語れることをめざしている」と語りました。また、今回は関東甲信越ブロックのすべての同友会を含め11都県の会員が青年部設立を祝して駆けつけました。懇親会ではその一人ひとりが壇上に立ち、同友会との出合いで生じた自分の変化、自社の変化、そして変化の源泉となった仲間の存在などを語りました。「目的をもってやり続けること、自分の思いを持ち続けることはとても難しい、それでも、普段に接している仲間たちが、当たり前のように実践し進化している姿を見ると、負けていられないと奮起させられる」など口々に語られました。

 最後に、石川大樹・青年部会長が、青年部設立宣言を行いました。「コロナ禍で度重なる延期を乗り越えて開催できたことに感謝したい。今後も分かち合い、学び合い、気づきを得て高め合いたい」と決意を述べました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 7月 15日号より

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