明るく元気に会社と同友会運動の推進を【2022関東甲信越ブロック支部長交流会】

 9月30日、2022関東甲信越ブロック支部長交流会が埼玉同友会の設営で新都心ビジネス交流プラザにて開催され、10同友会および中同協より64名が参加しました。

 冒頭、湯本良一・中同協副会長より「激変の時ですが、困難はチャンスとなります。これからの世の中をつくっていくという経営者の心構えを持って、地域に仲間を増やしていきましょう」とあいさつがありました。

 続いて、3名の支部長から事例報告がありました。最初に千葉同友会船橋支部長の鯨井祐介氏((株)ホエル代表取締役)より、「全国トップクラスの会員増強を達成した秘訣を語る~『つながり、学ぶ』支部づくり」をテーマに報告。会員の居場所づくりを大切に、会員増強でも紹介者任せにせず、みんなで入会者を温かくフォローしている取り組みに学びました。

 次に、新潟同友会副代表理事・新発田支部長の渡辺修士氏((株)弘新機工代表取締役)より、「新発田支部の会員同士の連携と支部づくり」をテーマに、コロナ苦境で特に厳しい飲食業界を支援する取り組みや、連携による新事業展開についての報告がありました。

 最後に東京同友会千代田支部長の瀬戸龍太郎氏((株)ジー・ビー取締役)より「仲間の数だけチャンネルが増えていく 会員が増える事を好循環に!」として、例会だけでなく、会員のアウトプットの場を育てることに力をいれたユニークな取り組みを紹介。YouTubeチャンネル『CHIYODA STREET ACADEMY(チヨアカ)』を2021年6月より配信し、会内外含め交流の輪が広がっている事例が報告されました。

 グループ討論では、お互いの支部の活動を交流し、活発な意見が交わされました。最後に、埼玉同友会代表理事の太田久年氏より「3つの事例から元気に明るくやっていこうというのが重要と学びました。明るく元気に会社と同友会運動を推進していきましょう」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 10月 25日号より