ブロックの連帯と知恵を集めさらなる運動の推進へ~第9回九州・沖縄ブロック事務局研修交流会

 12月2日~3日、第9回九州・沖縄ブロック事務局研修交流会が熊本県にて3年ぶりにリアルで開催され、8同友会と中同協から37名が参加しました。

 1日目は川畑義行・中同協事務局次長(福岡同友会専務理事)の開会あいさつで始まり、沼亨晴・熊本同友会事務局員、新里裕子・沖縄同友会事務局次長、田崎渉・福岡同友会事務局員の3名から、事務局員としてのこれまでの歩みや現状の課題、今後の展望について実践報告がありました。その後グループに分かれ、自身の現状や課題、5年後の目標、「私にとっての同友会ってどういう会?」などのテーマのもとグループ討論で交流し、参加者からは「本当の意味での事務局の仕事ができるようになりたい」「時代に合わせた共育ちの関係をつくりたい」「自県だけではできないことを学べるのがブロックのよさ」などの意見が出されました。

 最後に結城美佳・宮崎同友会事務局長から「人は人に触れることで成長できる。集団としての事務局の大切さを改めて感じ、ブロックの力でほかの事務局員と交流できるのがいい機会だった」とまとめがあり1日目が閉会しました。

 2日目は熊本城にて復興見学が行われ、熊本地震からの復興の様子を映像を通して学び、その後熊本城を見学しました。難攻不落と言われる熊本城もいまだ地震の爪痕は大きいものでしたが、地震発生直後から現在の状態までに復旧した様子は熊本城の復興への力強さが感じられました。最後に島尻裕巳・沖縄同友会事務局参与から「3年ぶりにリアルで研修が行われ、改めてブロックだからこその学び合いのよさを感じた。また2年後、成長した姿で会いましょう」とまとめがあり、2日間の研修が閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 12月 25日号より