小さな一流企業づくりで、地域の希望となる
第17回中同協九州・沖縄ブロック役員研修交流会in鹿児島

 8月24~25日に、鹿児島市・城山温泉ホテルで「第17回中同協九州・沖縄ブロック役員研修交流会in鹿児島」をリアルとオンラインで開催し、10同友会ならびに中同協から234名が参加しました。

冒頭、田浦通・中同協副会長より「運動を推進するために、役員としての義務や役割に使命感をもって学びを自社で実践し、成果を出し、経営と同友会運動を不離一体として進めていきましょう」とあいさつがありました。

1日目は、「若者と企業が成長する共育型インターンシップ~小さな一流企業づくりで、地域の希望となる」をテーマとして、関本亜紀氏((株)アロバー取締役、香川同友会社員教育委員会前委員長)と梶浦幸代氏((株)マール代表取締役、香川同友会理事・社員教育委員会委員長)から報告がありました。その後、「地域課題を経営課題と捉え、どのように自社経営と同友会運動にいかしていきますか?」をテーマにグループ討論を行いました。

2日目は、「チームを活かす、だれもが活きる~企業変革支援プログラムは同友会の宝。みんなで活用していこう~」をテーマに、福留進一氏((株)現場サポート代表取締役社長、鹿児島同友会副代表理事兼総務委員長)から報告がありました。報告のあとには、会社をどのように変革し、『企業変革支援プログラム 』をどのように活用するかについてグループ討論を実施しました。

最後に、宮城光秀氏(沖縄同友会代表理事)より「働きやすく、やりがいがある会社にしていかなければいけません。本日の研修交流会をきっかけに企業変革支援プログラムver.2に取り組み、経営指針の見直しが必要だと思いました。企業変革のスタートラインに立ち、一層人を生かす経営を実践していきたい」とまとめがありました。

 来年の九州・沖縄ブロック役員研修交流会を開催予定の沖縄同友会から、喜納朝勝代表理事が「同友会と企業経営は不離一体、自社に戻り実践して、地域をよくし、実践を積み重ねていきましょう」とあいさつを行い、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 9月 15日号より