地域から期待される組織へ
一般社団法人熊本県中小企業家同友会を設立(熊本)

 5月1日、熊本県中小企業家同友会友会第43回定時総会を第1部に、一般社団法人熊本県中小企業家同友会設立総会を第2部で開催し、来賓・ゲストを含め202名が参加しました。

 第43回定時総会の議事では、2023年度活動のまとめと2023年度決算・会計監査報告と続き、田中芳和・代表理事より熊本県中小企業家同友会の解散と一般社団法人熊本県中小企業家同友会への移行の提案があり承認されました。

 また、第2部の一般社団法人熊本県中小企業家同友会設立総会では、馬場大介・代表理事より2024年度のスローガンである「人が元気で会社が元気! 会社が元気で地域が元気! 地域が元気でくまもとが元気!~目指せ組織率5%」の説明と具体的な活動方針の提案がありました。また、2024年度予算の提案も含め、全ての議案が承認されました。

 第3部の課題別実践報告では、マリーズ工房の内田まり代表が「経営指針」を、(株)漱石の山本雅子代表取締役が「託す側からの事業承継」を、金子産業(株)の金子哲也代表取締役が「採用と地域」をテーマに、それぞれ同友会活動と自社での実践を報告しました。

 第4部の懇親会では、会員同士や来賓との交流はもちろんのこと、他県同友会からのPRや仲間づくりのPRタイムなどのステージイベントがあり、大いに盛り上がりました。

 最後に、一般社団法人化した目的である「同友会の組織的な発展」と「事務局の健全性・透明性を高め、事務局員が安心して働ける環境づくり」の2つを基本とし、これからも同友会運動に責任と誇りを持ち地域の期待に応えられる存在であることを確認し合い、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 6月 15日号より