日本経済をよくする影響力を持つ同友会へ
2023年度第5回幹事会

 6月6日、オンラインにて中同協第5回幹事会が開催され、45同友会と中同協から148名が参加しました。

 はじめに、広浜泰久・中同協会長から「同友会の立ち位置が変化し、影響力が大きくなってきている今、各地の同友会が責任を持っていろいろな活動の先頭に立っていかなければいけません。期待されていることとわれわれの姿が見合っているかを確認しながら、自助努力を行い、各地の課題を1つ1つ前に進めていければと思います」とあいさつがありました。

 議題の中では、7月に行われる中同協第56回定時総会in宮城の総会議案の確認や予算案の承認を行ったほか、5万名推進・組織強化本部からは4月1日に過去最高会勢を更新したことなどの報告が行われました。

 続いて、林哲也・中同協経営労働委員長が「自社の経営課題は何か。その改善解決のために自社や同友会は何をすべきか」と題して問題提起。グループ討論では、「自社の経営課題と、同友会役員の役割」をテーマに交流しました。「事務局の働き方改革にも取り組まなければならない。同友会事務局で働く魅力をきちんとつくっていくことが大切」「役員は地域づくりや同友会づくりについて影響のある立場で発言することができ、運動を根本に据えた役員が増えることで、同友会の活動の内容が大きく変わってくる」といった意見が出ました。

 最後に、立石克昭・中同協副会長(中国ブロック)から「同友会の役員と事務局が一体となることで、地域から信頼され求められる同友会になっていくと思います。今日学んだことを各地同友会で実践し、一皮むけた同友会になりましょう」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 7月 5日号より