中同協幹事としての役割を自覚し地域に責任の持てる同友会に
中同協第1回幹事会

 7月5日、中同協第56期第1回幹事会が宮城で開催され、47同友会と中同協から163名が参加しました。

 冒頭、新任幹事・新任代表理事の自己紹介があり、第1部では、新年度役員体制の承認、「議案に対する意見」の取り扱い、会員増強・組織強化の取り組みや全国行事・委員会活動の報告を行いました。

 第2部では、広浜泰久・中同協会長が「中同協幹事(代表理事)の役割」をテーマに問題提起。広浜氏は、中同協幹事は同友会運動推進の主体者として運動の理解を深め推進していくこと、協議体としての一致した行動の6項目を確認しました。また、同友会理念を体現するために、「3つの目的」の総合実践を進めること、自主・民主・連帯の精神で国民や地域とともに歩む中小企業をめざし、地域に責任の持てる同友会をつくることが重要とありました。最後に同友会運動の推進に向けた「代表理事の役割チェックシート」で課題を明確にして実践するよう促しました。

 最後に、加藤明彦・中同協副会長(中日本ブロック)が「1993年の総会宣言での21世紀型企業づくりが今回の総会で改めて提起されました。歴史的背景を確認する必要があります。バブル崩壊から市場創造や人材育成が求められた時代であり、今も重要となっています」と述べ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 7月 25日号より