創ろう豊かな未来を、育てよう21世紀型企業を
中同協第56回定時総会in宮城

 7月4~5日、「創ろう豊かな未来を、育てよう21世紀型企業を」をスローガンに、中同協第56回定時総会が宮城で開催され、すべての同友会と中同協から1099名が参加しました。

 1日目は、はじめに開催地を代表して鍋島孝敏・宮城同友会代表理事が「本総会のテーマは30年前、ここ宮城で開催された定時総会のリメイクです。今回の総会は、総会らしい総会をめざし、2日目は参加者1000名全員でのグループ討論を行います。皆さんでよい総会にしましょう」とあいさつ。その後、主催者を代表して広浜泰久・中同協会長からのあいさつがありました。

 続いて、中山英敬・中同協幹事長が総会議案の提案を行い、決算ならびに新年度予算案の報告や新役員の提案などが行われました。全体会終了後は13の分科会に分かれて議案の検討とともに学びを深め合いました。

 2日目は、村井嘉浩・宮城県知事、郡和子・仙台市長が来賓あいさつを行い、リレー報告に移りました。菅原茂秋氏(山形同友会代表理事・(株)ティスコ運輸代表取締役)、田中勉氏(神奈川同友会代表理事・(株)エイチ・エス・エー代表取締役)が、「人を生かす経営の実践で21世紀型企業づくり」と題し、それぞれ自社での実践を通して企業づくりと地域づくりを一体とした取り組みを報告。その後約80のテーブルに分かれ、参加者全員による大グループ討論を行い、各社が21世紀型企業づくりをどう実践するかを話し合いました。

 討論後は議事が再開され、総会議案や決算・予算などを一括採択したあと、新役員を代表して、広浜会長が「すべての人がその素晴らしさを発揮できる社会づくりをめざし、今日より皆さんと新たな歩みを進めていきたいと思います」とあいさつを行いました。

 最後に、次回開催地を代表して、神奈川同友会の本多修氏、田中勉氏の両実行委員長が閉会あいさつを行い、2日間にわたる総会が閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 7月 25日号より