同友会事務局員としての働きがいを考える 
第13回中同協関西ブロック事務局員研修交流会2024

 7月26日、和歌山県で第13回関西ブロック事務局員研修交流会2024が開かれ、滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・中同協の事務局員39名が参加しました。

 午前は、熊井智一・和歌山同友会代表理事((有)熊井自動車代表取締役)から「同友会事務局への期待と要望」というテーマで問題提起がありました。「われわれ会員が事務局に求めることは、同友会運動を広げるセンター的役割。全国各地の同友会の先進的事例を所属する同友会に持ち帰るために、より全国行事や中同協の委員会に繰り出していってください。また、会員のパートナーとして課題を解決するためのアドバイスやサポートができる存在になってほしい。そのためにも科学的・財務的な力量を身につけていただきたい」と激励しました。

 午後からは「同友会事務局員としての生きがい働きがい」というテーマで、中同協事務局員の木村友亮氏が報告。中同協から見た各地同友会事務局員の姿や、これまでの取り組みなどを話しました。

 続いて、事務局活動で「喜び」や「辛かった」と思ったこと、同友会運動を確信(やりがい)とするために必要なことは何だと思いますか?をテーマにグループ討論を行い、各地事務局・個人の課題や取り組み、なぜ同友会事務局員として働くのかについて意見交換を行いました。

 研修終了後は懇親会を実施し、よりよい事務局をつくるため、事務局員同士で親睦を図り、交流を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 8月 25日号より