2024年6月17日同友時評企業変革力―ダイナミック・ケイパビリティ論 今、日本経済の「失われた30年」から大きな潮目の変化にあると言われています。円安、物価高、金利上昇、エネルギー価格、人件費など、中小企業は厳しい経営環境の中…
2024年5月15日同友時評中小企業の賃上げにつながる価格形成を~視察先で実現した下請構造の変化同友会景況調査報告(DOR)の2024年1~3月期調査によれば、業況判断DI(「好転」―「悪化」割合)は0→△1、足元の景況を示す業況水準DI(「良い」―「悪…
2024年4月17日同友時評地域課題を企業課題として実践する企業 日本経済の長期停滞が続き、人口減少と高齢化が急速に進む中、地域の衰退が深刻化しています。地域は人間が生活する場であり、中小企業にとっては経営者や社員の暮らす…
2024年3月19日同友時評両利き経営―深化と探索 「二兎を追うものは一兎をも得ず」ということわざがあります。同時に2つのことをうまくやろうとすると、どちらも失敗することのたとえです。しかし、最近「両利き経営…
2024年2月16日同友時評中小企業の賃上げ原資の確保を~物価上昇を上回る賃上げが一部の地域で実現 中同協の広浜泰久会長が東京新聞社のインタビューで「今年の春闘で連合が掲げる5%以上の賃上げ目標について『中小企業には難しい』との見方」を示しました。「ただ人…
2024年1月16日同友時評「人間尊重の経営」に「ビジネスと人権」の視点を 仕入価格などの高騰、人件費のアップ、人手不足など、2023年は中小企業にとってさまざまな問題に直面した年でした。一方で、そのような中、各地域で同友会への期待…
2023年12月14日同友時評「失われた30年」と同友会運動 2023年は物価上昇局面に入り、デフレマインドからインフレマインドに変わって日本経済は大きな転換期を迎えています。このような時期に1年を振り返ることも大事で…
2023年11月15日同友時評なぜ物価高は続くのか「緩やかなスタグフレーション」に包まれる日本経済 物価高が止まりません(本原稿執筆時は10月)。特に、食料高が家計の重荷になっています。9月の消費者物価指数は、生鮮食品を含む食料が前年同月比9・0%プラスと…
2023年10月18日同友時評SDGs達成は危機的状況~継続的、根本的、変革的かつ緊急な行動を 9月18~19日、国連は「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する首脳級会合(SDGサミット)をニューヨークで開催しました。会合ではSDGsの達成は「危機的…
2023年9月19日同友時評世代間のギャップ―X世代・Y世代・Z世代・α世代 Z世代という言葉をよく聞くようになりました。Z世代は1995年ごろ~2010年ごろまでに出生した世代を指し、2023年現在13~28歳で中高大学生や若手社員…