●2005年 6月 15日号 |
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▼5月27日に秋田同友会が誕生した。全国47番目、これで念願の全都道府県に同友会ができたことになる。東京に同友会ができて実に48年目の快挙。先輩諸氏の悲願を達成し、同友会運動の歴史的な到達点となった ▼秋田同友会は104名と3桁(けた)の会員数での船出となった。この勢いを持続発展させ、早期に200名の組織になって欲しい。各同友会に対して大いに刺激を与える存在になっていくだろう ▼会社も、同友会も、家庭も、常に新しい人の加入や誕生が大きな刺激になって組織の活性化が行われる。組織の新陳代謝はまず新しい人の加入が先に起こり、陳腐化した部分が自然に消滅していく。会社組織も、新人の採用が常に先行して行われるのが正常な経営状態と言える ▼同友会では新卒採用の共同求人活動を推進している。今年も4〜5月にかけて、各地で合同企業説明会が開催され、昨年より参加企業も増加傾向にある。企業発展の基礎は「社員の定期採用にある」 ▼今後、ますます若年労働者が減少していく。先手を打って新卒採用に踏み切る会員企業が増えることが同友会の存在を一層高めることになる。後で後悔しないよう経営者に決断が求められている時代である。 「中小企業家しんぶん」 6月 15日号より |
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