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【04.03.25】「中小企業憲章」に期待高まる(中同協常任幹事会)

 3月25日、東京で「中同協第2回常任幹事会」が開かれ、33同友会から60名が出席しました。会議では、7月の岡山での「中同協第36回定時総会」の総会準備・実施要綱を承認。さらに、「中小企業憲章」の取り組みや「2005年度国の政策に対する要望提言案」など活発に議論され、確認しました。

 開会あいさつで赤石中同協会長は、「日本人は自己信条の確立が希薄であるとも言われます。世界情勢に劇的な変化が現れていても、順応してしまうところがあるのではないか。日本人の順応性の高さからくるなし崩し、安易な見逃しが私たちの身辺にないかを見極めながら、各同友会の運動推進に格段の目配りをお願いします」と強調しました。

 会議では経過報告の後、「第34回全国研究集会」のまとめと収支決算の報告を承認。次に、「中同協第36回定時総会」(7月15日〜16日、岡山)の準備状況、16の分科会のテーマと報告者が紹介され、「大いに期待される内容」と説明されました。

「中小企業憲章」の運動の進め方

 続いて、「中小企業憲章」制定運動の意義と今後の進め方について、大橋政策委員長が提案。討論では、憲章の内容や運動の進め方など積極的な発言が相次ぎました。国吉専務幹事より「議論を積み重ねることに意義がある。憲章の意義やあるべき中小企業の姿、日本の経済に責任を持つ企業づくりなど簡潔にまとめたたたき台を題材に、大いに論議を深めましょう」と結びました。6月の幹事会に憲章の素案を提出し、第36回総会で議論した上で、総学習運動として進める旨が提案され、確認されました。

「全国女性部交流会」を 「女性経営者全国交流会」へ

 その後、「2005年度国の政策に対する要望提言案」の提案や、「全国女性部交流会」を「女性経営者全国交流会」として主要な全国行事の1つと位置付けること、中同協幹事会グループウエアの実施などが提案され、承認されました。

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