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【05.03.31】滋賀同友会:中小企業憲章連続学習会

国を創る高い志で語り部づくりへ 学習会スタート

滋賀同友会では中小企業憲章の学習運動を担う語り部の育成をめざし、4回連続の学習会をスタートしました。
 第一講は赤石義博中同協会長を講師に迎え、三月二十九日(水)午後六時から龍谷大学REC滋賀ホールで開催され「同友会運動の展望と憲章制定の意義」をテーマに理事・支部運営委員を中心に四十七名が学び合いました。
 赤石会長は「憲章の行き着く先は、生きる、働く、生命(いのち)、環境、資源の問題の解決、すなわち“生きる・暮らしを守る・人間らしく生きる”という三つの今日的課題の解決に結びつくことです。そのプロセスに、新しい仕事づくりや雇用の確保があります。リーダーは運動論(解ってもらえる切り口で組織する)と基本理念論(どこに行き着くのか)を明確にして取り組むこと。運動論だけではエゴの範囲を超えられません。経営者には優れた経営戦略家、経営理念に示される哲学者、人類史的な視点に立つ経世(経世済民)家という三つの条件が必要。天下国家を論じ、中小企業家であることの誇りを持って進めていただきたい」と熱く問題提起しました。
 参加者からは「この国をどう創って行くのかという観点から、同友会運動と企業経営を考えよ、行動せよとのメッセージと受け止めました。自社の経営指針、自分自身の行動から見直し、同友会での活動、経営活動につなげて行こうと思いました」と決意を込めた感想が寄せられ、歴史的課題に取り組む思いを強くすることが出来ました。
 第二講は三井逸友横浜国立大学大学院教授、第三講は大林弘道神奈川大学教授、第四講には大橋正義中同協政策委員長を迎えて行います。

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