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【07.12.05】憲章・条例制定に向けた学習教材〜京都と愛知が作製

中小企業憲章・中小企業振興基本条例制定運動の推進に向けた学習教材が、京都同友会と愛知同友会でこのほど作製されました。

憲章・条例ハンドブック(京都)

 京都同友会が作製した『KYOTODOYU2007憲章・条例HANDBOOK』(頒価250円)は、なぜいま「憲章」や「条例」制定が必要なのか、初めてこの問題に触れる人にもわかりやすいものに、と作製されました。

 まず、12の質問に答える形で「簡単明瞭」に必要性を紹介。「識者に聞く」では、岡田知弘・京都大学教授が、経済のグローバル化で疲弊した地域経済を再生していくには、地域を足元から支える中小企業を最優先した政策を打ち出すこと、その地域をどう振興していくのかという戦略的視点をもつためには、憲章や条例の制定が必要と述べています。

 京都府の事業所・企業統計調査も紹介されており、自社を取り巻く経営環境をつかみながら、自社の今後の方向性とあわせて憲章・条例の必要性を学べるものとなっています。

条例学習パワーポイント(愛知)

 愛知同友会は、「中小企業地域活性化条例」にテーマを絞ったパワーポイントを作製。条例を制定し、中小企業振興と地域活性化に取り組む千葉県や東京・墨田区の例を引きながら、条例制定の意義をわかりやすく解説しています。

 憲章・条例学習運動に取り組んで4年目の愛知では、これまでにも学習教材として3回にわたってパワーポイントをつくり、70回延べ1800名が参加して学習会を開催してきましたが、条例制定への動きも強まる中で、「憲章」と「条例」を分けて紹介した方がわかりやすいとの声が出てきました。12月中旬に音声解説付での完成をめざしており、完成後は、愛知同友会のホームページにも掲載し、自由にダウンロードできるようにする予定。

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