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【12.07.20】「地域の活性化と中小企業憲章」〜第1回産業振興シンポに約70人が参加【岡山】

 岡山同友会は6月25日、岡山商工会議所において第1回産業振興シンポジウムを開催。行政や他団体も含め約70人が参加し、「地域の活性化と中小企業憲章」をテーマに意見交換を行いました。

 シンポジウムは岡山同友会政策委員会が企画したもの。会員と行政担当者との対話の場として2009年から継続開催してきた「産業振興懇談会」を拡張し、より広域の自治体や他団体にも参加を呼びかけ、地域づくりについて垣根を越えた話し合いの場を設けるのがねらい。中小企業憲章推進月間のタイミングに合わせて計画を進め、岡山県商工会議所連合会と岡山県中小企業団体中央会、岡山県商工会連合会の後援を得て実現しました。

 当日は、岡山同友会の藤田賢治代表理事の開会あいさつと後援3団体の専務理事によるあいさつの後、中国経済産業局の太田秀幸産業部長が、憲章の閣議決定に至るまでの国の中小企業政策の変遷と現在の中小企業支援施策の説明を行いました。

 さらに岡山トヨタ自動車(株)の梶谷俊介社長(岡山同友会副代表理事)が、「中小企業憲章をどう受けとめるか」と題して報告を行いました。報告の中で梶谷氏は「憲章の認知度はまだ低い。われわれ中小企業こそが地域を支える主役だという認識に立ち、誇りと自信をもって行動に移していくことが必要」と語りました。

 その後、「地域の活性化のために中小企業憲章をどう活かしますか?」のテーマでグループ討論を行い、意見を交換しました。

 今回、岡山同友会主催の下、他団体の経営者や職員、多くの行政担当者らによる対話の場が実現したことは記念碑的と言っても過言ではなく、後日開かれた総括会議では、この機運を逃さずに条例制定運動につなげていくことで合意しました。

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