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【16.11.30】条例の実現をめざす〜県内情勢と中小企業の“いま”とこれからー「愛知県中小企業振興基本条例」制定4周年記念の集い

 10月17日、愛知同友会は「愛知県中小企業振興基本条例(以下、条例)」の制定4周年の集いを開催し、会員・愛知県職員・事務局65名が出席しました。

 今回の集いは、条例の実質的推進を目的に昨年より企画され、課題別グループでの愛知県の産業労働施策についての直接的な意見交換の場に位置づけています。

 冒頭、愛知県産業労働部労政局長の間所陽一郎氏からのあいさつを皮切りに、(1)「あいち産業労働ビジョン2016―2020(以下、ビジョン)」を念頭に置く県内経済情勢の現状と展望、(2)条例とビジョンの関係性、(3)ビジョンの特徴とめざす姿、(4)重点施策とその概要について、愛知県産業労働部産業労働政策課の犬塚晴久主幹が報告。世界的に情勢が大きく揺れ動くなかで、県内中小企業も従来の延長線上に固執するのではなく、市場創造と人材育成に注力しつつ、新たなステージに向けた挑戦が求められている現状が明らかにされました。

 その後、8つの課題別グループ((1)モノづくり、(2)金融、(3)労使問題、(4)障害者雇用、(5)ワーク・ライフバランス・介護離職問題、(6)女性の活躍促進、(7)採用と人材育成、キャリア教育、(8)省エネルギー)において、県の担当者を交えた意見交換を行い、県職員からは、中小企業経営者の声を率直に聴くことができ有意義だった、との感想が寄せられました。

 最後に豊田副代表理事より「中小企業として自ら襟を正しながら、人を生かす経営に徹底して取り組み続け、ビジョンの実現ひいては条例の内容実現に取り組もう。愛知県の職員の皆さんには、次年度以降も継続して開催できるようご協力いただきたい」と全体のまとめがされました。

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