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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー インデックス
2003年

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●2003年 12月 25日号

▼くり返えす年の瀬ではあるが、区切りをつけて思いを深め、新たな目標づくりをするには良い節目でもある。一見平穏に見えるせせらぎでも、小さな渦があり、岸辺の生物がそこで身をもがいていたりする (続きを読む>>

●2003年 12月 15日号

▼同友会の先輩たちが築いてきた経営に関する財産はたくさんある。毎月行われる例会での経営体験の報告がベースになっていることは言うまでもない (続きを読む>>

●2003年 12月 5日号

▼近年、中小企業経営者が大学の教壇に立つ機会が増えています。中小企業論、職業概論等の一こまから全講座(半年)を同友会に任される場合もあるようです (続きを読む>>

●2003年 11月 25日号

▼今年は日程にも恵まれ、総会や全研にはもちろんだが、青全交をはじめいくつかの全国規模の交流会に参加できた。その中で感じたことの1つが、そうした交流会での出会いをきっかけに、地域を越え日常的な深い交流が進んでいることであった (続きを読む>>

●2003年 11月 15日号

▼食欲の秋、読書の秋、そして同友会の会員にとっては経営研究集会の秋である。各同友会では経営問題を持ち寄り、解決の糸口を見つけようと研究集会が持たれている。年一回の中小企業問題全国研究集会にはなかなか参加できない人のため、ミニ全研の意味もこめて分科会も設定されている。 (続きを読む>>

●2003年 11月 5日号

▼国中をわかした日本シリーズも終了。投げて、打って、走る。懸命にプレーする選手の姿は美しい。その集団をまとめる監督の采配ぶり、選手たちとの信頼関係も垣間見えて興味深い (続きを読む>>

●2003年 10月 25日号

▼日々の仕事の中で、選択に迷ったり壁にぶつかった時など、ふと思い浮かんだ諺(ことわざ)からヒントを得たり、自信を持てたりすることがある。ただ逆の意味の諺も結構多く、理屈っぽい若者の中にはまずそこに引っかかり、言葉の吟味だけで終わるものもいる。もちろんすべてTPOであるのは言うまでもない (続きを読む>>

●2003年 10月 15日号

▼衆議院の解散が行われた。小選挙区制に変わって3回目の総選挙になる。二大政党に収斂(しゅうれん)されていくと言われているが、さて選挙の結果はどうなるか? 政策論争の軸となるマニフェスト(政権公約)が今回の選挙でどう評価されるか注目される。日本の政治もそろそろ利益誘導型選挙からの脱皮が求められる時代になってきた。有権者が政策の中身を理解することが大切になってくる (続きを読む>>

●2003年 10月 5日号

▼同友会のあらゆる活動場面が「学びあう」場といわれています。「学ぶ」は個人の学習活動ですが「学びあう」は集団での学習活動、衆知を集める学習方法です。その典型がグループ討論でしょう (続きを読む>>

●2003年 9月 25日号

▼青森で開催された今年の青全交も、赫々(かくかく)と燃える思いを全国の仲間と共有し、新たな取り組みを誓い合う機会となった。分科会の報告が一様に経営環境と自社状況を正確に見据えた上での内容であったことも、実感を持ちやすく、共に考える場になったのではないか (続きを読む>>

●2003年 9月 15日号

▼同友会活動の柱に経営指針の成文化が言われて久しい。各同友会で成文化の研修会が開かれ、作成する会員が着実に増えていることは、同友会理念の実践者が増えた証しとして喜ばしい (続きを読む>>

●2003年 9月 5日号

▼「同友会に入会して1年半になりますが、経営指針セミナーでの先輩の親身の指導には頭が下がります。中小企業が元気になることが県経済の発展になるという大きな視点も同友会で教わりました」千葉同友会役員研修講座でのNさんの発言 (続きを読む>>

●2003年 8月 25日号

▼輸入動植物などが世話しきれなくなって野に放たれたり、逃げ出したペットが自然増殖している例はしばしば報道されている。中にはブラックバスのように移入されて繁殖している例もあるが、いずれも生態系を乱すことになり、問題が生じている (続きを読む>>

●2003年 8月 15日号

▼株価に少し明るい兆しが見えたと思えば、政局は波乱含みの動き。自民党の総裁選挙に解散、総選挙と政治の世界は大きな節目を迎えている (続きを読む>>

●2003年 8月 5日号

▼総会第2日目全体会議の補足報告で鋤柄幹事長は、本総会においても多くの学びがあり、自分自身が啓発されたことを強調。「経営者の学びに終わりはない。したがって、経営者である限り同友会に卒業はない」と断言し、人づくり、企業づくり、地域づくりを力強く進めようと訴えました (続きを読む>>

●2003年 7月 25日号

▼中同協第35回総会は確信と熱気の強まりがますます全国へと広がっていくことを予感させるものだった。参加者からは一刻も早く地元へ戻り、会の仲間や自社にもこの確信を伝えたい、新たな取り組みもすぐ始めたいという、熱気の中にも厳しい決意の表情が感じられ、こちらもがんばるぞとエールを送りながら帰路についた (続きを読む>>

●2003年 7月 15日号

▼地方分権論議がかまびすしい。地方でできるものは地方に移したら良い。総論は賛成でも、各論に入ると、各省庁の権益が削がれることに役人は抵抗するわけである。行政改革の難しさと政治の指導力のなさ、たて割り行政の弊害が浮き彫りになった。1000カ所にも及ぶ法律の改正をしても、いざ実施段階に入るとまことに難しいものである (続きを読む>>

●2003年 7月 5日号

▼6月は全国総会を前に、これまでの活動を振り返るため、各地区・ブロック代表者会議が開かれました。会議では現状打開の経営と運動の実践交流が熱心に展開されました (続きを読む>>

●2003年 6月 25日号

▼今年の関東は5月から梅雨のような感じであった。日照時間が平年の30%程度であったのではなかろうか。6月に入り、そのまま梅雨入り宣言があり、その後は典型的な梅雨模様が続いている (続きを読む>>

●2003年 6月 15日号

▼6月5日は「世界環境デー」です。日本では6月が「環境月間」として各所でいろんな催しが行われます。わが国は1970年に公害基本法を制定して、経済優先の国家方針から公害を許さない方針に転換をしました (続きを読む>>

●2003年 6月 5日号

▼今年は天才童謡詩人・金子みすずの生誕100年に当たります。彼女の遺作が見直されたのは26歳で自ら命を絶ってから半世紀以上たってのこと。郷里山口の自然や人々の生活を無垢(むく)な目とやさしい心で綴った詩は時代を超えて私たちの胸を打ちます (続きを読む>>

●2003年 5月 25日号

▼5月4日NHK日曜討論に鋤柄幹事長、同10日NHKスペシャルには三神北海道同友会代表理事がそれぞれテレビの生放送に登場した。同友会会員にとって、大きな誇りと励ましになったと思う (続きを読む>>

●2003年 5月 15日号

▼共同求人の季節になってきました。各地の同友会では既に第一回目の合同企業説明会が行われたことと思います。最近の景気低迷を反映して参加企業数が減少していることが気がかりです。雇用に対する考え方が変化してきたことも一因かもしれません。 (続きを読む>>

●2003年 5月 5日号

▼財務省が4月23日発表した2002年度の貿易統計速報によれば、日本は輸入面で中国を最大の相手国としました。今までの最大相手国米国を抜いたのです (続きを読む>>

●2003年 4月 25日号

▼東京の桜が散り始めたころ、感動的な便りを頂いた。30名規模で建築を含め不動産業を営む会員さんからだが、社員構成が主婦主体で、しかも空き地の雑草刈りや周辺道路の清掃などもボランティアでやり、関連ISOもしっかり取得していることに感心していたので、経営計画発表に際し、社員さん宛に贈った文への返信であった (続きを読む>>

●2003年 4月 15日号

▼「経営指針を作ったが社員に浸透しない」と嘆く経営者がなんと多いことか。作った努力は認めるが絵に描(か)いた餅(もち)では何の意味も持たない。まずは経営者自身が自身の人生観や価値観、哲学と一体化した理念になっているか自問してみてはどうでしょう (続きを読む>>

●2003年 4月 5日号

▼北海道同友会札幌支部のAさんから届いた便り。「先日とてもうれしいことがありました。1度同友会を退会した方が再入会しました」で始まります (続きを読む>>

●2003年 3月 25日号

▼そろそろ関東も桜の季節である。そして、ほどなく新学期が始まる。澄んだ青空に淡いピンクの花をいっぱいに広げる桜は、ピカピカの小学校1年生に何よりも似つかわしい。それぞれ進学し希望とちょっぴり不安もどこかに持つ少年たちにも、いよいよ社会に船出する若者にとっても、青い空と淡いピンクは門出の心象風景になじんでいるようだ (続きを読む>>

●2003年 3月 15日号

▼良い経営者になろうと、同友会に入会してくる人が多くいます。同友会の目的の1つです。正確な表現をすれば「中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営に要求される総合的な能力を身につけることをめざします」となっています (続きを読む>>

●2003年 3月 5日号

▼年度末は経営計画の達成状況をきびしく点検する時期でもあります。もちろん、年1回にとどまらず半期、四半期、毎月、毎週、計画の達成度をチェックするきめの細かさが大切です (続きを読む>>

●2003年 2月 25日号

▼中同協の全国行事に参加すると、いつも感動と勇気をいただき「よーし、またやったるぞー」と昂然(こうぜん)とした気に包まれるのだが、今回の大分全研では一層その感じが強かった。参加者の勉強のレベルもかなり高く、それだけにグループ討議の中で教えられることも多かった。学び、工夫し、果敢に展開している体験談は千金に勝る (続きを読む>>

●2003年 2月 15日号

▼依然として低迷の続く経済情勢ですが、実はどの業界の中でも1〜2割の企業はきちんと利益をだして発展しているということは確かです。そんな会社にほぼ共通しているのは、経営指針が確立されていることです (続きを読む>>

●2003年 2月 5日号

▼1月14日NHK「クローズアップ現代」で中同協の景況調査(DOR)が紹介されました。テーマは「金利引き上げ〜苦悩する中小企業と銀行〜」(続きを読む>>

●2003年 1月 25日号

▼時にはふだんかかわりのない人たちの議論を聞くのも、自分の感覚の確認などいろいろな意味で勉強になる。ひょんなことから、しばらくぶりでそんな場面を体験できた。40歳そこそこから60代初め、幹部サラリーマンらしき数人のグループ。部下の教育に始まり、小中学生の学力低下問題、そして「ゆとり教育」へと話題は移った(続きを読む>>

●2003年 1月 15日号

▼今年こそ良い年になって欲しいと願いつづけ10年以上が経過しました。バブル経験者の深層心理に共通する思いでしょうが、もう2度とあんな好景気はこないと分かっていても、ひょっとしてと、叶(かな)わぬ期待を抱いての新年初参りが毎年行われています。日本人は、新年だけはなぜか神社で祈る気持ちになる不思議な国民といえるかもしれません(続きを読む>>

●2003年 1月 5日号

▼年が改まり、会員のみなさまには心新たに2003年を迎えられたことでしょう。昨年は「貸しはがし」が日本新語・流行語大賞に選ばれるほど中小企業受難の年になりました。本年もデフレ基調は収まらず、政治の世界は内閣支持率の急落で解散風が強まり波乱が予想されます(続きを読む>>

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