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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2020年 2月 15日号

▼景況調査では、消費増税不況とトランプ不況のダブルパンチで景気の後退が示されました。会員は景気の悪化傾向を踏まえ、経営基盤の強化に注力しています。この時期は、昨年の振り返りから成果と課題を整理し、次年度の方針の見直しに着手しています

▼産業の枠組みや経済の仕組み、人々の生活様式などが大きく変わりだしました。「自社の存在意義を改めて問いなおすとともに…」どこかで聞いた言葉です。真剣に問い直してみてください

▼地域の疲弊が進んでいます。地域に根ざす中小企業にとって、地域の疲弊は自社の大きな経営課題です。疲弊する課題はたくさんあるはずです。中小企業振興基本条例の推進運動に多くの会員がかかわることが大切です。まず、自分たちの地域の実態を捉え、地域の特徴と課題を整理することから始めます。そして、中小企業が元気に活躍するわがまちを描き、課題解決の方策をみんなで考えます。エネルギーシフトやSDGsの考え方には、仕事づくりのチャンスがたくさんあります。また、地域内で経済をつなぐ仕組みも、考えが深まるとイメージが具体的に見えてきます。私たちの地域を私たちの力で元気にしていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 2月 15日号より


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