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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2021年 1月 25日号

▼令和3年がスタートしましたが、いきなり「緊急事態宣言」が発令され、コロナに出ばなをくじかれた感は否めません。そんな中、オンラインで開催された中同協幹事会では、コロナ禍を見据えた「中小企業家の見地から展望する日本経済ビジョン」と「同友会運動の将来展望(10年ビジョン)」の再確認と見直しのための論議を行いました

▼多くの皆さんからは「改めて、その重要性を再確認」「見直しというより、もっと踏み込んだ記述にすべし」との意見が出されています。それぞれの項目にあるキーワードだけ並べてみても、「内需主導型経済」「地域内循環」や「一人ひとりの素晴らしさが発揮できる企業づくり」「ITのさらなる活用」「SDGs」等々、コロナ禍で求められる新しい経済社会に不可欠な要素ばかりですので、今こそ再認識すべきというわけです

▼ところが、各地同友会でこの2つについて広く学習会や論議の場を用意したケースは(これまでのところ)まれのようです。コロナ禍は、すべての皆さんにとっての共通体験。私たちのあるべき経済社会に対しての共通認識を持つための絶好のチャンスです。ぜひ、各地でも論議の輪を広げていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 1月 25日号より


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