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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2022年 5月 5日号

▼気候危機や環境問題が深刻化する中SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まっています。中同協の同友エコアンケートでも、回答企業の約半数がSDGsに関心を持っていることが示されています

▼一方、中小企業基盤整備機構が実施した中小企業対象の調査では、SDGsの取り組みに向けた課題として「何から取り組めばよいのか分からない」(21・0%)が一番多くなっています。「関心はあるけれどどこから始めればいいのか」と悩んでいる企業も少なくないようです

▼同機構はSDGsに関する各種支援策を実施しています(4月5日号参照)。その1つとして「中小企業のためのSDGs活用ガイドブック」を公開。そこには、日本の中小企業は以前から「三方よし」の経営を実践していて気づかないうちにSDGsへの貢献を行っていること。取り組み方としては、まず自社の事業の中でSDGsへの貢献にあたる取り組みを探すこと、などが解説されていて参考になります

▼事例も15社紹介されていますが、うち4社は同友会会員企業。中小企業、特に同友会会員企業は持続可能な社会をつくる重要な担い手として大きな役割を持っていると言えます。

「中小企業家しんぶん」 5月 5日号より


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