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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2022年 10月 15日号

▼10月3日、連合「中小企業振興基本条例制定に向けたシンポジウム」が開催されました。冒頭あいさつの後、連合本部より、何のために条例が必要かなどについて報告があり、条例制定に向けた学習会をブロック単位で開催することについての説明がありました。全国各地においての、条例推進のキックオフです

▼基調講演では、東洋大学経営学部の山本教授より、「中小企業振興基本条例制定に向けて労働団体が取り組む意義」についてのお話がありました。続いて、パネルディスカッションでは、連合長野、連合東京、中同協から、それぞれ取り組み状況の報告があり、「条例を策定する過程で一番苦労したこと」や「条例制定後の効果や課題」について意見交換が行われました

▼中小企業は地域経済社会の発展と、魅力ある就業機会創出の担い手であり、地方になればなるほど、その役割は大きくなります。覚悟があっても共感が得られなければ進まない、行政や関係団体との信頼関係が必要だとの意見もありました。中小企業の役割とその重要性を理解し共有することが大切です。中小企業経営者とそこで働く社員やその家族が、中小企業に誇りが持てる運動にしたいですね。

「中小企業家しんぶん」 10月 15日号より


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